Tfasを覚えたいのに時間が無いと先送りにされておられる方々へ、これだけは知っておきたいと思われるTfasの使い方を動画にしてみました。
今回はタイトルにも有る様に、Tfasを使って計装図面を作図する際のエクセル挿入及び文字・引出文字の作成と編集についてです。
いきなり作業しても時間ばかりがかかってしまいますので、エクセル挿入及び文字・引出文字の作成と編集についてはこちらの動画をご覧になって参考にして頂けると良いでしょう。
エクセル挿入及び文字・引出文字の作成と編集の動画内容
慣れないcadを使っての作業は、忙しい方にとっては大変面倒なものです。
そこで、解りやすくするために簡単な動画を作ってみました。
この動画の内容は次の通りです。
- エクセルの配線リスト挿入/線の複写
- 配線リストの不要な表削除/トリムの境界線揃え
- 配線リストの配置/相対距離移動
- 配線内訳の引き出し文字作成と位置変更/トリム
- 何もないところに文字を記入する
- 引き出し文字と文字の編集
これらについてご説明していますので、作図にお役立てください。
動画だけでは解らないことが御座いましたら、こちらよりご連絡ください。
内容によっては有料となる場合もございます。
エクセル挿入及び文字・引出文字の作成と編集の動画
こちらがエクセル挿入及び文字・引出文字の作成と編集についての動画です。
(48:29)
エクセル挿入及び文字・引出文字の作成と編集の動画説明
ここではエクセル挿入及び文字・引出文字の作成と編集動画の内容について簡単にご説明しておきます。
先にもお伝えしたように、動画内で説明しています下記の5つに分けてお伝えします。
- エクセルの配線リスト挿入/線の複写
- 配線リストの不要な表削除/トリムの境界線揃え
- 配線リストの配置/相対距離移動
- 配線内訳の引き出し文字作成と位置変更/トリム
- 何もないところに文字を記入する
- 引き出し文字と文字の編集
エクセルで作った配線リストの挿入/線の複写
動画内01:40辺りからになります。
ここからはエクセルで作った配線リストの挿入方法です。
図面の前にエクセルを開いて取り込むシートを確認しておいてください。
確認が出来ましたら、エクセルは閉じてかまいません。
次に図面の中にエクセルを取り込むのですが、配線リストを横一線に並べると後の作業性が良いので取り込む基準の線を縦に1本引きます。
その線を角度を水平にして横に何本か複写して取込用の基準線にします。
エクセルの取込は上の挿入の中にある Excel 読み込みを使います。
動画を見て頂ければ解りますが、必要なシートのみを非常に簡単に取り込めます。
最初は戸惑う事もあるでしょうが何度かやっていると本当に簡単になります。
取込んだ表のサイズに関しては、取込時の設定は出来ませんので取り込んでからサイズ調整されると良いと思います。
表の行幅はエクセル側の設定で変えられるようですが、希望のサイズにする調整が難しかったです。
配線リストの不要な表削除/トリムの境界線揃え
動画内06:25辺りからになります。
取込んだリストの表は不要なところがたくさんあります。
ここでは表を削除して図枠の中に相対距離を使って配置します。
不要な表の削除ですが、まず横線を消すために選択条件設定で完全に含むにチェックを入れます。
そして削除で不要な横線を囲って消します。
続いて縦の線をトリム-境界線揃えを使って消します。
方法は動画をご覧ください。
表のタイトルの作成と文字複写及び文字修正も併せてやっていますので参考にされてください。
配線リストの配置/相対距離移動
動画内15:10辺りからになります。
続いて配線リストの表を図枠に配置していきます。
横並びに配線リストを並べた状態から相対距離を使っての移動作業になります。
相対距離は最初はうまくいかないこともあると思いますが、慣れてしまえばかなり使えるツールになりますので、しっかり覚えておいてください。
ここでは相対距離を使って、表の横間隔を1000にしていきます。
縦も相対距離を使って同様にそろえていきます。
また、縦は普通の移動でX,Yを入力して移動する方法もやっています。
普通の移動と相対距離を使っての移動では、X,Yの入力方法が少々違うので何度も使って慣れてください。
配線内訳の引き出し文字作成と位置変更/トリム
動画内20:05辺りからになります。
次は引き出し文字です。
これは配線の内訳や立上りの内訳を書くときに使いますので、大事な要素となります。
引き出し文字を書くには、上の引出線記入を選択します。
文字記入の窓が開きますので、ここで引出線の設定や文字の設定をします。
引き出し線の形状や文字サイズ・文字基点などを選ぶことが出来ます。
設定が終わりましたら、窓の中のOKをクリックします。
設定のところではエンターは使いませんので注意です。
窓が閉じて引出文字が記入できる状態になりますので、任意の場所をクリックして引出文字を書きます。
動画では詳しく説明していますのでご覧になってください。
引出文字操作している間はエスケープは使わないでください。
操作自体が解除されてしまいます。
続けて、今引出した文字の位置の移動した時の引出線編集方法です。
上に引出した文字を下に移動した時にはトリムを使い、右に引出した文字を左にしたいときは移動のミラー機能を使うなど動画で説明しています。
また、立上りの内訳では文字を数行にして引出す方法も説明しています。
何もないところに文字を記入する
動画内34:50辺りからになります。
文字記入に関してはデータに有る文字を使って編集することが多いので、新規に文字を書くことはあまりないと思います。
しかし、やり方は知っていないと困る事もありますので動画では簡単にお伝えしています。
上部の文字記入を使って文字を書いていきます。
文字記入をクリックすると文字を記入する場所を選択できるようにカーソルに文字の枠がついてきます。
希望の場所で左クリックすると、文字記入の窓が開きます。
そこでは文字のサイズ、文字の幅、文字基点、行の幅などの文字に関する様々な設定が出来ます。
設定が出来ましたら、窓の中に文字を入力してOKします。
これで先ほど位置を決めた場所に文字が書かれます。
しかしカーソルに文字の枠が付いたままになりますので、他の場所でクリックすると同じ文字が記入できます。
これを終了するにはエスケープを一度押します。
これで文字記入は終わりです。
引き出し文字と文字の編集
動画内36:20辺りからになります。
ここからは文字や引出文字の編集です。
動画内では次の項目のご説明をしています。
- 記入した文字の文字サイズや文字幅の修正
- 記入した文字を指定した距離のところにコピー
- 文字の基点変更
- 記入した文字の書き直し方法
- 文字の属性を取得する方法
- 複数の文字の一括編集の方法
- 文字の合体
- 文字を複数行の文章にする方法
- 文字の分割
これで文字に関しては終わりとなります。
文字は単に書くだけでなく複写して配置したり、引出文字の向きを変えたりと他の作業との組み合わせが必要となります。
文字の記入や修正で手間取っては作業がスムーズにいきませんので、しっかり覚えておきましょう。