Tfasを覚えたいのに時間が無いと先送りにされておられる方々へ、これだけは知っておきたいと思われるTfasの使い方を動画にしてみました。
今回はタイトルにも有る様に、Tfasを使って計装図面を作図する際の出力設定とペン設定についてです。
この出力やペンの設定はcadソフトによってバラバラで、新しいcadソフトに変わるたびに時間を取られる部分です。
いきなり作業しても時間ばかりがかかってしまいますので、出力設定とペン設定についてはこちらの動画をご覧になって参考にして頂けると良いでしょう。
出力設定とペン設定の動画内容
慣れないcadを使っての作業は、忙しい方にとっては大変面倒なものです。
そこで、解りやすくするために簡単な動画を作ってみました。
この動画の内容は次の通りです。
- 出力設定の方法
- ペン設定の方法
- 印刷プレビュー
- ペン設定の別データからの取込
これらについてご説明していますので、作図にお役立てください。
動画だけでは解らないことが御座いましたら、こちらよりご連絡ください。
内容によっては有料となる場合もございます。
出力設定とペン設定の動画
こちらが出力設定とペン設定についての動画です。(9:11)
出力設定とペン設定の動画説明
ここでは出力設定とペン設定動画の内容について簡単にご説明しておきます。
先にもお伝えしたように、動画内で説明しています下記の4つに分けてお伝えします。
- 出力設定の方法
- ペン設定の方法
- 印刷プレビュー
- ペン設定の別データからの取込
ペン設定については初めての図面にペン設定をするのと、ペン設定したものを使って別のデータに反映させる二通りでご説明したいと思います。
出力設定の方法
動画内00:50辺りからになります。
動画内でご説明している通り、印刷は上部のプリンターボタンからが簡単になります。
印刷の窓が開くので、そこでの設定です。
- プリンターの名前を選ぶ
- プロパティは触らない(カラー・モノクロは他で設定、優先にチェックは付けない)
- 用紙サイズと向き選択
- カラーモード・白黒モードの選択(試したところプロパティで変えなくてもこちらでした)
印刷の最小限の設定は以上です。
ペン設定の方法
動画内01:40辺りからになります。
ペンの設定は、印刷用色幅指定の図面の設定を使用するの横のボタンをクリックします。
ペンの窓が開きますのでここで設定ができます。
初めての設定の場合は使用色全追加をクリックします。
使用している色がすべて表示されますので必要に応じて出力色や出力太さの設定をしてください。
変えたいところで右クリックすれば設定できます。
詳しくは動画をご覧ください。
一通り出力色と太さの設定が出来ましたら右のOKで印刷用色幅指定を閉じます。
印刷の窓に戻りますがあと少し設定が有ります。
図面の中にペイント(塗りつぶし)が有る場合にそのまま出力してしまうとインクを沢山使ってしまいます。
ですので、図面の設定を使用するの下のペイント出力しないにチェックを入れてください。
同じところの最後に通り芯符号を印刷すると有りますが、これはTfasの通り芯機能を使って書いた通り芯が有るときに、拡大や縮小して通り芯が無いところでも印刷してくれるものです。
普段はチェックを入れておくと良いでしょう。
邪魔な時には外してください。
ペン設定に関しては以上となります。
印刷プレビュー
動画内05:05辺りからになります。
ここまでで出力に関しての設定が一通り終わりましたので、これから実際の出力です。
出力位置を決めないといけないですね。
Tfasでは、出力の位置決めは印刷プレビューで行います。
左下の印刷プレビューをクリックします。
印刷範囲を選択できるようになりますので、左クリックで四角く囲うとプレビュー画面になります。
良ければ下の印刷を押します。
やり直す場合は、印刷のとなりの閉じるを押すと一つ前の画面に戻ります。
印刷の位置を決めるプレビューについては以上です。
一つ注意点が有りますので補足しておきます。
操作途中で一つ戻りたい時には、エスケープでは無く右クリックで表示される上から2番目のBack Spaceを使ってください。
エスケープを使うと操作途中の指示が解除されてしまいますので注意が必要です。
ペン設定の別データからの取込の方法
動画内06:25辺りからになります。
ここでは作ったペン設定を別のデータに反映させる方法をご紹介しています。
動画を見て頂ければすぐに解ると思いますが、簡単に説明しておきます。
説明にあたってペン設定を作ったデータを元、そのペン設定を載せたい別のデータを新としておきます。
作図中のオブジェクト複写とは違って、元データと新データを二枚開く必要は有りません。
新データのみを開き、印刷設定の中の印刷用色幅指定を開きます。
先ほどは使用色全追加を使いましたが、今度はその下のインポートをクリックします。
ここで元とするデータを選べますので、選んで開くかダブルクリックで取り込めます。
以上で他のデータからのペン設定取込は終わりです。
Tfasの印刷設定は他のcadと比べると意外と簡単ですので、動画を見ながらやってみてください。