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Tfasの使い方 データ間の複写には複数のやり方が。2パターンをご紹介【動画】

5 Tfasの使い方 データ間複写 データ間複写

Tfasを覚えたいのに時間が無いと先送りにされておられる方々へ、これだけは知っておきたいと思われるTfasの使い方動画にしてみました。

今回はタイトルにも有る様に、Tfasを使って計装図面を作図する際のデータ間複写のやり方についてです。

いきなり作業しても時間ばかりがかかってしまいますので、データ間複写のやり方についてはこちらの動画をご覧になって参考にして頂けると良いでしょう。

 

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データ間複写のやり方の動画内容

慣れないcadを使っての作業は、忙しい方にとっては大変面倒なものです。

そこで、解りやすくするために簡単な動画を作ってみました。

 

データ間の複写は作図作業では必ずやらないといけない作業になります。

例えば建築図に設備図を載せたり、作図中図面に新しい建築図や設備図、プロット図が来たら載せ替えたりとそういう時に使います。

ここでは元が同じ建築図に設備図を載せるのと、見た目は同じでも元が違う建築図に設備図を載せてずれた時のやり方、それから設備図にリモコンの図面を載せるという三つに分けてご紹介していきたいと思いますね。

作業はサンプルデータを使ってやっていきます。

 

この動画の項目としては次の通りです。

  • 元が同じデータでの複写方法(位置が同じ)
  • 元が違うデータでの複写方法(位置が違う)
  • 設備図にリモコン図を複写する方法

これらについてご説明していますので、作図にお役立てください。

 

動画だけでは解らないことが御座いましたら、こちらよりご連絡ください。

内容によっては有料となる場合もございます。

 

データ間複写のやり方の動画

こちらがデータ間複写のやり方についての動画です。(38:52)

 

動画内では、項目に沿った作業をする為の細かな操作が入っています。

流れの中で覚えていかれると良いと思います。

 

データ間複写のやり方の動画説明

ここではデータ間複写のやり方の動画の内容について簡単にご説明しておきます。

先にもお伝えしたように、動画内で説明しています下記の3つに分けてお伝えします。

  • 元が同じデータでの複写方法(位置が同じ)
  • 元が違うデータでの複写方法(位置が違う)
  • 設備図にリモコン図を複写する方法

 

元が同じデータでの複写方法(分類ごと複写)

動画内01:15辺りからになります。

元が同じ建築図と設備図を用意しました。

ここでは元が同じデータを使いますので、分類ごと一気に複写したいと思います。

あまりに簡単なのでちょっとびっくりです。

ここでの項目は次の2つです。

  • 図面を左右に並べる
  • 分類ごと複写

 

図面を左右に並べる

動画内02:55辺りからになります。

図面データを載替する時には必ず使うデータを開いておかないとなりません。

そこで見やすい様に並べておきたいですね。

まずは載せ替え作業の前に、図面を並べてみましょう。

 

ここでは2枚でやってみます。

図面を2枚開いたら、上部にある左右に並べるボタンをポチっとします。

すると図面をきれいに半分ずつ表示してくれます。

続けて用紙範囲表示をクリックすると対象の図面を用紙範囲でいっぱいに表示してくれます。

2枚開いていましたら、それぞれのデータを選択して用紙範囲表示をやってください。

 

ここで注意ですが、左右に並べるを使った場合に後に開いたり、登録した方が左に来ます。

作図中図面がどちらか解らなくならないように注意してください。

 

分類ごと複写

動画内04:00辺りからになります。

分類のところにカーソルを合わせまして右クリックします。

すると表が出ますのでその中の分類内シートシート複写先をクリックします。

そうしますとシート複写と言う窓が開きますので、図面という項目のところで複写先のデータを選択します。

良ければここで右のOKをクリックします。

これで分類ごと中のシートも複写されました。

複写された分類はシートの最後に有りますので、使いやすい位置へ移動されると良いでしょう。

今回は既に元が同じデータと解っているので、一番簡単な分類ごと複写が使えます。

 

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元が違うデータでの複写方法(通芯で複写)

動画内06:15辺りからになります。

見た目が同じでも、元データが違うと分類ごと複写したのではずれてしまう事が多いです。

そこでここでは、まずは分類ごと複写をしてシートと分類を写した後に通芯で複写する方法をご説明します。

ここでの項目は次の3つです。

  • 分類とシートを複写してから通芯で複写
  • 通芯で複写してから分類を作る
  • シートの色を変える

 

分類とシートを複写してから通芯で複写

動画内08:15辺りからになります。

まずは先ほどと同様に分類ごと複写をします。

しかし、元データが違う為に複写した図形の位置がかなりずれています。

分類とシートは同じものが出来ていますので、オブジェクトを一括で通芯を使って複写します。

 

シート1枚ずつ複写すると沢山あるときには大変ですので、一括で複写の方法で説明します。

カレント以外の複写したいシートをすべて編集にします。

まとめて複数のシートを編集にする時には、シフトを押しながら選択して右クリックして編集にすれば簡単に出来ます。

編集になったかどうかは分類をクリックすればシートの状態が解ります。

 

この状態で右クリックで複写を選び、図形を選択して通芯を基点にして複写をします。

複写の詳しい方法は、選択条件設定使い方とシート内の移動・複写・削除方法でご説明していますので参考にされてください。

この動画の中でもご説明していますので、そちらも併せてご覧ください。

 

複写が終わりましたら、先に分類ごと複写でずれてしまった図形を削除しましょう。

その時にも、対象のシートを編集にしてから削除すれば1度で出来ます。

複写や削除の作業が終わりましたら、シートの状態は必ず表示か非表示にしてください。

編集のままですと、思わぬところで必要なものを消してしう事もあります。

 

通芯で複写してから分類を作る

動画内12:30辺りからになります。

分類ごと複写又はシートの複写で位置が違う事が解っている場合にには、直接通芯を使った複写をやります。

この場合には、分類は複写後に作成することになります。

分類の詳しい作成方法に関してはシートと分類の作成及びシート間移動・複写方法でご紹介していますので参考にされてください。

 

まずは分類とシートを複写してから通芯で複写でやったように、複写したいシートをカレントと編集にします。

先ほどと全く同様に右クリックの複写を選んで図形を選択し、通芯を基点として、データ間の複写をします。

複写したシートは、シートの最後に追加されますので、分類を追加してから分類ごと移動すると簡単です。

 

ここで注意点が1つ有ります。

複写先に既に同じ分類が有りますと、シートがその分類の中に入ります。

また、分類ごとの複写の時も、同じ分類の中に追加されます。

その場合は、複写元か複写先のシートまたは分類の名前を変更してから複写すれば問題なくできます。

シート名称や分類名称に載せるデータの日付を追記しておくと解りやすくなりますね。

動画の17:30辺りに有りますので見て頂くと良くわかると思います。

 

シートの色を変える

建築図が色々な色を使っていると設備図を載せた時に非常に見づらいですね。

そこでここではシートの色を変える方法をご紹介しています。

直接図形の色を変えることもできますが、分解等の作業が伴う事もありますので、Tfasの場合にはシートの色を変えることによって作業性を良くします。

方法は非常に簡単です。

動画でもご説明していますが、変えたいシートにカーソルを合わせて右クリックで出てくる表の上の方に有るプロパティをクリックします。

シート変更の窓が開きますので、単色指定で色を選んでOKです。

 

建築図だけでなく、作業中はシートの色を見やすい色に変えておくと作業性が非常によくなります。

ご自分のやりやすい色にしてみてください。

 

設備図にリモコン図を複写する方法

動画内26:35辺りからになります。

今度は設備図を載せたデータにリモコンを載せます。

方法は先にご説明しました元が同じデータでの複写方法(位置が同じ)元が違うデータでの複写方法(位置が違う)のどちらかになります。

 

分類の中に複写したくないシートが有った場合の分類からシートを外す方法もご説明しています。

直接シートをドラッグ&ドロップで動かす方法もありますが、他のシートに入ってしまう事もあります。

一番確かなのはシートで右クリックし分類なしを選択する方法です。

動画では壁プロットのシートと通芯のシートが同じ分類に入っていた為、通芯を分類の外に出しました。

作図中はよく使う操作ですので、慣れておかれると良いと思います。

 

プロット図の複写ですが、まずは分類ごと複写をやります。

プロット図の分類の名称を確認して、変える必要が有る場合は変えてから複写してください。

分類ごと複写して位置がずれていた場合は、複写するシートを編集にした状態で、通芯を基点にして複写してください。

 

複写が終わったら位置のずれた図形は削除して、編集になっているシートは表示か非表示にしてください。

シートの色も複写元の色が引き継がれますので、確認してみてください。

 

元が違うデータでの複写方法(位置が違う)の場合ですが、複写するシートの数が少ない時には分類は複写先で作るのが良いでしょう。

しかし、シートの数が多い時には複写先での分類の作業が大変ですので、まずは分類ごと複写をして分類とシートを作っておいてから通芯複写をすることをお勧めします。

 

データ間の複写はとにかく慣れることが一番だと思いますので、色々なデータで数をこなしてください。

慣れると非常にスムーズにストレスなく出来るようになります。

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